【聖母病院での出産・入院⑳】出産レポート後編

出産

おはようございます。sumiです。私は、先日、聖母病院という病院で、出産しました。今回の出産の、妊娠まで、妊娠中、出産、入院生活について少しずつ記していきたいと思います。

今回は、出産体験について語ります。2回目の出産・成り行き無痛分娩希望・陣痛促進剤はなるべく使わないことを希望・妊娠糖尿病である私の出産レポートです。

前編はこちら↓

出産当日 夜中の3:00

呼んだ陣痛タクシーが家に到着し、夫、上の子、私で聖母病院へ出発です。

3:10

聖母病院に到着しました。日中は混んでいる道ですが、真夜中なのであっという間につきました。

電話で教えてもらった通り、インターホンを押すと、スタッフの方がドアを開けてくれました。

ちなみに、上の子は現在のルールだと、出産に立ち会いできません。

なので、上の子は父母に預かってもらう計画でした。

父母が病院まで迎えに来てくれるまで、入ってすぐ、受付前のスペースで待たせてもらいます。

ということで、上の子と、父母が来るまで上の子と待つ夫とは、エレベーター前で一度お別れです。

上の子と1週間ほど離れるのは初めてのことです。上の子は涙ぐんでいていました。

エレベーターで3階へ行きました。入ってすぐ左のナースステーションを訪ねると、

入って右に進むと陣痛室エリアがあるので、そこのインターホンを押すように教えてくれました。

陣痛室エリアのインターホンを押すと、スタッフの方が出迎えてくれました。

すぐに内診。子宮口2センチでした。このまま入院することが決まりました。頂いた服に着替えました。

直ちに生まれそうな感じでもなく、大丈夫そうなので、自分で入院手続きをしに行くことにしました。

1階の受付へ戻ります。涙のお別れをした上の子と、夫と再び会えました。

受付で入院手続きをしていると、丁度、父母が到着。父母と上の子を見送ることができました。

夫と陣痛室エリアへ。

無痛の麻酔を入れて落ち着くまで、

私が処置してもらう分娩室の外のソファーで待ってもらうことになりました。

3:30

麻酔科の先生は、現場にはいらっしゃらず、呼んでくださったようです。

NSTをとりながら到着を待ちました。

点滴の針をいれ、血圧計まかれました。

そうこうしているうちに陣痛が強くなり、間隔も狭まってきました。

スタッフの方がつらそうなのに気づいてくださり、腰をさすってくれました。

4:30

麻酔科の先生が到着しました。

背中からに麻酔をいれました。怖かったですが、我慢できる痛さでした。

左半身の方が効きが強くて、一度テープをはがして調整しました。

そうすると左右差がましになりました。左の方が効きすぎなのか、足が動かしづらかったです。

左足の動かしづらさは出産が終わるまで続きました。

なので、体勢を変えるときには自分や周りの人が左足を持って動かすという状況でした。

針を刺し直すことになるのではないかとおびえていましたが、

差し直しはしなくて済みました。麻酔は最大レベルの3となり、痛みがなくなりました。

5:30くらい?

夫がやっと私のいる分娩室に入れました。おしゃべりしたり2人でウトウトしたりして過ごしました。

足が温かくて気持ちよかったです。

スタッフの方に、あと2.3時間で産まれるかもと言われ、今回の出産は楽かも~と大喜び。

でもこれはぬか喜びで、実際は、もっと時間がかかり、痛みもあるお産でした。

8:30

子宮口が4センチになりました。少しずつだけど進んでいます。

ここまでは、1回目の出産よりはるかに楽です。

私は妊娠糖尿病にかかっていたので、ここで血糖値を測りました。異常なしの数値でした。

陣痛が進まなくなってきたので、スタッフの方の指導を受け、

あぐらになって進める作戦が開始されました。

そんなことをしていると、私の熱が37.5℃になってしまいました。

麻酔の副作用として、発熱することがあるそうです。

発熱したまま出産すると、コロナの検査を受けたりで

産んですぐに我が子と離れ離れになってしまうとのことなので、この熱は下げたいところ。

氷枕を貸してくださったので、首にあてて冷やしました。

麻酔の副作用としてあるかもと聞いていた、お腹の痒みも出てきました。

9:00

主治医の先生が様子を見に来てくれました。一言ご挨拶しました。

9:30

なかなか陣痛がのりません。進みません。

また、赤ちゃんの回転の方向が逆になっているとのことでした。

麻酔を弱めることと、クッションを使って四つ這いになることを提案され、言われたとおりにしました。

ここから、自分の中の勝負スイッチが入りました。学生時代は勝負系のスポーツをしていた私です。

試合に出たときみたいな気持ちになり、ポジティブな言葉を発して、気持ちを強く持つようにしました。

麻酔を弱めたので、陣痛が強くなり、痛みが増しました。

11:00頃?

子宮口6センチ。赤ちゃんの回転の方向は直ったそうです。

そして私の熱は下がりました。分娩台へ移動しました。

乳首マッサージで陣痛が強まりました。

結構痛かったですが助産師さんと夫にサポートされ、耐えることができました。

11:50頃?

子宮口8センチ。助産師が手で子宮口10センチまで広げてくれる。そんなワザあるのかと驚きました。

これは声が出るほど痛かったです。涙がでました。また気持ちを強く持って気合いを入れました。

ここからいきみタイムです。

スタッフの方は、「もう少しです。30分もしないうちに出てくると思います」と言ってくれました。

しかし、1回目の出産では2.3回いきんですぐでた記憶だったので、

まだ終わらないの?の気持ちになってしまいました。

本当に痛くて、いきみを逃すことが難しかったです。

「痛い。。。」とネガティブなことを2回くらい言ってしまいましたが、

「いやいやできる」「大丈夫」と自分に言い聞かせるようにしました。

夫が氷枕あててくれるサポートをしてくれました。

いきみのときには、私がへそを見るために首をあげるサポートしてくれました。

出産も佳境です。

会陰をのばすために、スタッフの方がいきむべきときと、力を抜くべきときを指示してくれました。

12:00頃

いきみ逃しをしていたら赤ちゃんが出てきました。赤ちゃんはすぐに泣きました。

へその緒を切ってすぐ、近くにつれてきてくれました。上の子の生まれたときと顔がそっくりです。

ほっとしたのと嬉しさで泣きました。夫に感謝を伝えました。

赤ちゃんは同じ部屋の隅にあるスペースに連れていかれ、

体をふいてもらったり、体重などを測ってもらったりしました。

妊娠中は3500gあるかもと言われ、産むのが大変のではないかとおびえていました。

実際に測ったら3000g程度で、びびってたほどには大きくありませんでした。

私は、胎盤を出してもらったり、会陰の傷の処置をしてもらいました。

傷はどれくらいか尋ねると、1cmくらいで、少ない方とのことでした。

縫われましたが痛くありませんでした。

体をふいてもらい、着替えさせてもらいました。

陣痛時間は12時間でした。

13:00

分娩台からベッドに移動し、ベッドは部屋の端にされました。

スタッフの方に、夫・赤ちゃん・私で写真を撮ってもらいました。

私の実家にいる両親・上の子にビデオ通話をしました。

皆喜んでくれて嬉しかったです。

13:10

私が妊娠糖尿病だったため、赤ちゃんの血圧と血糖値を測定されました。

数値は問題なく、赤ちゃんは新生児室へ。

夫の付き添いはここまでで、帰宅しました。

私はベットごと陣痛室へ運ばれました。

産後2時間で、スタッフの方とトイレに行ってみるとのことだったので、

目をつぶり横になってそのときを待ちました。

出産当日、その後の流れはこちら↓

まとめ

聖母病院で出産したときの、病院に向かってから産むまでの流れを記しました。

無事に生まれて本当に良かったです。

頑張った赤ちゃんと支えてくれた夫・周りのスタッフの方に感謝です。

産後にカンガルーケアを希望していましたが、すっかり忘れていてしませんでした。

そのときにちゃんと思い出して、できるか聞けばよかったとちょっとだけ後悔しています。

1人目の出産のときは、12時間だったので、2人目はその半分くらいかな、と勝手に思っていました。

しかし、無痛分娩の麻酔の副作用なのか、陣痛が進まなくなり、今回も12時間でした。

自然分娩を選択した場合よりも、時間がかかったかもしれませんが、

無痛分娩を選んでよかったと思っています。

なぜなら、妊娠中の出産への恐怖心が少なく済んだから、

また、我慢できない痛さの時間が短く済んだからです。

妊娠中の出産への恐怖心が少なく済んだことについて、

1回目の出産のときには、自然分娩でした。

当たり前ですが出産はとても痛かったです。

痛み自体は覚えていないですが、

分娩台にとってもうすぐ生まれるときに、

痛すぎて気を失いそうになって

とても怖かったことを鮮明に覚えています。

無痛分娩を選択することで、あの痛みはなくて済むかもと

思えるだけで、前向きに妊娠生活を送れました。

我慢できない痛さの時間が短く済んだことについて、

1回目の出産は、最後の3~4時間は痛くて痛くて、

まだ生まれないのかと何度も思った記憶があります。

今回の出産は、麻酔を減らしたあたりから、

陣痛の痛みはあったものの、我慢できないほどの痛みは、

最後の30分ほどでした。

麻酔は、3段階のうち、一番低いレベル1の状態で入っていたそうです。

麻酔がなかったらもっと痛かったのかもしれません。

完全に痛みがないお産ではなかったですが、

私はプラスでお金を払う価値があったと思っています。

進まなくなった陣痛を進めるために、スタッフの方がたくさん指導してくださり、

最後には神の手(!?)で子宮口を広げてくださり、

プロの技は本当にすごいなと思いました。

今回で、聖母病院での出産レポートは終わりです。

また、健診の様子などについて語りたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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