おはようございます。sumiです。私は、先日、聖母病院という病院で、出産しました。今回の出産の、妊娠まで、妊娠中、出産、入院生活について少しずつ記していきたいと思います。
出産レポートはこちら↓
私は、セミオープンシステムを活用し、聖母病院の妊婦健診を受けていました。セミオープンシステムとは、クリニックと病院が連携して妊婦健診が受けられるシステムです。一定期間、妊婦健診は自宅近くのクリニックで受けながら、出産は聖母病院でできます。
セミオープンシステムについてはこちら→
私は、妊婦検診にて、妊娠糖尿病と診断を受けました。
それにより聖母病院の内科を受診した様子を記します。
前回の様子はこちら↓
Contents
内科受診~妊娠32週~
甲状腺の数値による内科受診でお世話になった先生に、またお世話になることになりました。
以下のようなお話がありました。
・今後、妊娠36週まで内科にかかることになる。
・血糖値が急に上がったり下がったりしないように、1日6食食べる、分割食にする。
・毎日、朝食前・朝食2時間後・昼食2時間後・夕食2時間後のうち、2~3回血糖値を調べて記録する。基準値より高い場合、食事を見直しながら、調整していく。
・血糖値の基準値は、朝食前…95/朝食2時間後・昼食2時間後・夕食2時間後…120。
・片栗粉やパン粉、練り物は血糖値を上げやすいので気を付けた方がいい。
・赤ちゃんがお腹の中で大きくなり、胎盤が大きくなると食事を気を付けるだけでは血糖値が安定しなくなることがある。その場合は、インスリン注射を打つことになるかもしれない。
・血糖値を上げないために食べないのは良くない。赤ちゃんに栄養が行かなくなってしまう。
・栄養が足りていない状態になっていないか調べるために、朝起きた後ケトン体のチェックをする。
ウロペーパーというケトン体試験紙を尿に浸して、色の変化によってケトン体の多い、少ないを確認する。
・十分な食事をとれている=ケトン体が出ていない状態なので、これを目指す。ケトン体が出ていない状態が、「-」(白色)、ケトン体が出ている状態が「1+」「2+」「3+」(紫色)と判定される。背が高いと代謝がよく、ケトン体出やすいので、「-」「1+」だとよい。「2+」「3+」の場合、食事の栄養が足りていないので、食事内容を見直していく
血糖値とケトン体を記録するための自己管理ノートという冊子をいただきました。
次回の妊婦検診(3週間後)と同じ日に内科も受診し、血糖値やケトン体の記録を見てもらうことになりました。
受診の後、血糖値の測り方について、スタッフの方から教えてもらう時間がありました。
内科の診察室のような、スタッフルームの隣の部屋のような場所で教わりました。
血糖値を測るために、後で薬局にてワンタッチベリオビューという血糖測定器を買うようにとのことでした。
測り方は次の手順です。
①穿刺器具に針をセット
②測定器にセンサーをセット
③穿刺器具で指の腹に針を刺し、血を1滴出す
④センサーに血を吸い取らせて画面に血糖値が現れるのを待つ
初めて指に針を刺すときは、痛みがどれ程のものかわからず、怖かったです。
でもやってみると、そんなに大したことはなく、安心しました。
練習の後は、栄養士の栄養指導がありました。
地下にある栄養指導室にて行われました。
そこではMaternity MAI CON note と書かれた冊子をもらいました。
妊娠糖尿病になった人のための、食事のポイントが記載されています。
毎日の食事内容や血糖値が記録できるノートにもなっています。
Maternity MAI CON noteを一緒に見ながら、食事のポイントを教えてもらいました。
以下のようなお話がありました。
・妊娠糖尿病の食事は、血糖値を管理しながら、赤ちゃんとお母さんが必要な栄養素を取る必要がある
・食事のバランスを整えるために、毎食、主食・主菜・副菜をそろえる。また、1日の中で果物・乳製品も忘れずに摂取する。
・食事を小分けにして食べる「6回食」にするとよい
・糖質(炭水化物)の量は、ノートに書いてある目安量の表を参考にする。
・間食は、1回分でエネルギー量100-200kcalで糖質量30-40g取るとよい。
・食事の直後に果物を食べると血糖値が上がりやすい。上がらない人もいるので、やってみて血糖値が上がってしまうようなら果物のみの間食にするとよい。
・外食の際は、定食を選び、ご飯を半分にすると血糖値が上がりにくい。イタリアンやどんぶり、寿司はやめた方がいい。
・毎回の食事と血糖値をMaternity MAI CON noteに記録する。記録することで、食事内容と血糖値の関係が分かりやすい。記録を見ながら血糖値が上がりすぎないよう食事内容を調整していく。
次回の妊婦検診(3週間後)・内科受診と同じ日に再び栄養指導も受け、食事や血糖値の記録を見てもらうことになりました。
帰りにワンタッチベリオビューという血糖測定器と、ウロペーパーというケトン体試験紙を買いました。
合わせて17000円でした。
つづく
まとめ
聖母病院6回目の受診について語りました。
妊娠糖尿病になったので、自宅で気を付けることについて指導を受けました。
妊娠糖尿病になったことにより、食事で気を付けなければならないことが増え、
一日に数回指に針を刺さなければならなくなり、出費や通院が増えました。
初めは落ち込みました。
しかし、内科の先生や栄養士の方と話しているうちに、前向きな気持ちになってきました。
夫に不安な気持ちを聞いてもらい、大丈夫だと言ってもらえたことも大きかったです。
血糖値を整えることで赤ちゃんや私自身の健康が保たれるので、出産まですべきことを粛々と
取り組もうと思いました。
次回は、7回目の聖母病院の受診の様子を記します。
見ていただきありがとうございました。