FP協会・きんざいから、きんざいを選んだ理由

おはようございます。

おはようございます。sumiです。私はFP技能士3級2級の資格を持っています。

FP技能士の資格試験の試験機関として、日本FP協会(以下FP協会)と金融財政事情研究会(以下きんざい)があります。私は、きんざいの方で申し込み、試験を受けました。

今回は、私がきんざいを選んだ理由を記します。どちらで受けようか迷っている方などの助けになればと思います。

理由その1「受験会場の多さ」

FP協会も、きんざいも、会場に行って受ける形となります。

受検地は、FP協会で98地区、きんざいで約130地区に分けられ、各地区ごとに試験会場が設けられています。大まかな地域の中から受験地は選べますが、ピンポイントで受験会場は選べません。

私が住んでいる東京都においては、きんざいの方が、地区の数が多く、近くで受験できる可能性が高いと考えたのが、きんざいにした理由の一つです。受験の緊張を考えると、移動の距離も時間も短い方がストレスが少なく良いと考えました。

FP協会受験地区一覧 

きんざい受験地区一覧

理由その2「出題範囲が若干狭い」

FP協会・きんざいどちらで受けても、学科試験と実技試験があります。

このうち学科試験は両方同じです。実技試験が違います。

実技試験について、公式の情報ではないのですが、インターネットで調べたところ、

きんざいの方が若干出題範囲が狭いという情報が多く出てきました。

出題範囲が狭いということは、細かい知識も問われることになりそうですが、何の知識もなかった私にとっては、勉強する内容が少ない方が取り組みやすいと考えたのが、きんざいを選んだ理由の一つです。

 きんざいの3級の実技試験は「個人資産相談業務」「保険顧客相談業務」の2つの中から1つ選びます。私は保険に興味がなかったので、「個人資産相談業務」を選んでいます。
「個人資産相談業務」の出題範囲としては、

  1. 資産設計ライフプランニングと資金計画
  2. 金融資産運用
  3. タックスプランニング
  4. 不動産
  5. 相続・事業承継

の5つとされていました。一方、FP協会の3級の実技試験「資産設計提案業務」の出題範囲は、

  1. 資産設計ライフプランニングと資金計画
  2. リスク管理
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業承継

の6つとされています。

理由その3「参考書や問題集の内容がそのまま出ることが多い」

こちらもインターネット情報で、きんざいの方が、FP協会よりも、参考書や問題集の内容がそのまま出ることが多いそうです。金融の知識が何もなかった私にとっては、取り組みやすいと考えたのが、きんざいにした理由の一つです。

共通点

以上、きんざいとFP協会の違いを、きんざいにした理由として述べてきましたが、共通点もあります。試験機関が違えど、同じ点は以下の通りです。

  1. 国家資格としての価値
  2. 上位資格(1級FP技能士とCFP)への受験資格
  3. 学科試験問題の内容
  4. 受験料、受験日程

これらは同じなので、比較の必要はありません。

まとめ

以上、きんざいを選んだ理由を述べてみました。振り返ってみると、相当勉強する自信がなかったことを感じます。しかし、そんな自信がないところから勉強をして、最終的には3級、2級に合格できました。特に3級では、FP協会ときんざいではさほど難易度は変わらないという意見も多くありますが、実感として、勉強にとっかかりやすいという点できんざいにして良かったと思っています。

次回、FPの勉強方法を述べます。

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